北海道自動車情報誌「カーピアCelhome(セロム)」は寒冷地の視点で車の特徴を紹介|発行:株式会社イベント工学研究所

編集新世紀

2020-2021年12月+1月 冬将軍号

  • 編集の仕事に携わっていると先輩、友人等から自署の新刊書が届けられることが多い。今回は江戸時代研究などをライフワークとし『小江戸サミット』を立ち上げ、現在も継続している小倉光男さん(新宿・ヒューマンハーバー同人)から「東京から江戸へ〜旧くて新しい生活様式を探る」(A4版、150頁)という冊子を頂いた。
     挨拶文に「かねてから趣味の『江戸』について少しづつ調べてきましたが、(コロナ禍)自粛生活のおかげで『東京から江戸へ』という冊子にまとめることができました」とある。
  • 今も江戸時代ブームである。20年前ほどに江戸時代の文化、町民の生活などがテレビ番組で紹介されたり多くの著書が発刊された、"江戸時代ブーム"があった。
     小倉さんは著書の”はじめに“で「(今、日本は)地球環境の悪化、少子高齢化社会・価値観変化・格差社会などに陥り、夢と希望を失った人々が増大している。もし今日まで江戸の人々の良き心が残っていたならば『足りるを知り』、足すだけを求める社会にならずにすみ、品格ある、矜持をもつ人々が前向きに対処していたに違いないと思っている」と日本のあるべき姿を指摘している。
     「新型コロナウイルス」については「江戸時代も麻疹(はしか)などの感染症が流行すると、外食や湯屋から人々の姿は減り、医師・薬種店と駕籠屋が栄えた」と紹介する。
  • 今日のコロナ禍にあって一番『感謝』しなければならないのは医師・看護師などの医療従事者(ワクチン開発者)そしてマスクや消毒液、体温計などを販売している薬局店であることは間違いない。さらにもう―つ忘れてならないのは"クルマ"の存在である。"クルマ"と言っても機種は広いが、特に救急車両、感染者移送車両ではないか。
     この医療従事者と医療用車両は今紹介した、江戸時代も麻疹(はしか)などの感染症が流行すると、外食や湯屋から人々の姿は減り、"医師・薬種店と駕籠屋が栄えた"と同じ状態なのである。篭屋は今はクルマである。
     「東京から江戸へ」、旧くて新しい生活様式を探る本書には現代に役立つ多様なエッセンスがたくさん詰まっている。
  • 今後人類が続く限り様々な進化した(?)ウイルス感染症が発生蔓延するであろう。その対応のためも"感染症対策済み車両"という車種を一般化して販売するべきと考える。例えば、タクシーやバスの室内は"三密"を考慮した防護スクリーンの設置、抗菌パーツ、空気除菌器を埋め込む対策をした車両を標準装備(メーカー)した車両の開発である。
  • 2021年の年末にはコロナ禍はどのような社会状態になっているのであろうか。流行語大賞に"笑顔"という(普遍的であるが)言葉が選ばれれば最高の年となろう。
     「来年の事を言うと鬼が笑う」ということわざがある。この諺の意味は「将来のことはわからないのだから、あれこれ言っても意味がない。予測できない未来のことを言うと強面の鬼さえも笑う」というものだ。しかし、鬼が笑うのであれば鬼が新型コロナウイルス退治をして欲しいと願うほどだ。
     "笑顔"は人の体力(ウイルス抵抗力)増強のビタミン剤でもあり、経済活性化の起爆剤でもある。

(S.T)

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