北海道自動車情報誌「カーピアCelhome(セロム)」は寒冷地の視点で車の特徴を紹介|発行:株式会社イベント工学研究所

編集新世紀

2021年6月+7月 新緑号

  • 今秋に予定していた第47回「2021年東京モーターショー(TMS)」の開催中止が発表された。第1回が開かれた1954年以降、中止は初めてだ。日本自動車工業会の豊田章男会長は「今回、オンラインも使ったより魅力あるリアルの開催を検討したが、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、多くのお客さまに安全・安心な環境でモビリティーの魅力を体験いただけるメインプログラムの提供が難しいと判断して中止を決定した」という。「次回はさらに進化した『東京モビリティショー』としてお届けしたい」と語った。伝統の「東京モーターショー」から新進の「東京モビリティショー」へ、ネーミングのみならず開催コンセプト変遷の瞬間でもあった。
  • 自動車業界を取り巻く今の国内市場は、少子高齢化、保有台数の減少化、若者のクルマ離れ(?)などと市場の変化(減少)が顕著で、海外のメーカーにとっては日本市場の魅力が乏しくモーターショーヘの出展を見合わせてきている。今までのTMSはデトロイト、フランクフルト、パリ、ジュネーブと並ぶ世界5大モーターショーの一つだといわれてきたが、近年は北京・上海・広州の中国3大モーターショーなどの台頭で存在感が薄れている。
  • しかし、次回2023年の『東京モビリティショー』は、『ジャパニーズモビリティショー・アズ・ナンバーワン』として開催を世界に発信してもらいたい。会場の華やかさと夢のある進化したクルマ群、そしてコンパニオンのおもてなし(?)、海外客とのコミュニケーションなど、新車展示の一方で、日本(大和)らしい演出のグローバルなモビリティショーとしてもう一度クルマファンを楽しませて欲しい。
  • 感染拡大が続き、北海道の緊急事態宣言が6月1日から6月20日まで延長された。日常のマスク装着は当然として、不要不急の外出を避ける、仕事はテレワークで出勤者7割減などが要請されている。つまり、できるだけ人に会わない、会話をしないという無表情を装うことでないか。こんな状態が長期化すれば人(健康、性格、行動)はどう変容するのだろうか。楽しく、明るい社会とは人々の笑顔のある社会である。
  • 「笑わない人は死亡率2倍になる」。2019年6月、山形大学医学部は笑う頻度と死亡や病気のリスクを分析した調査結果を発表している。ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて死亡率が約2倍高く、脳卒中など心血管疾患の発症率も高かったという。これまでの研究で、ポジティブな心理的要因は長寿と関連するのに対し、抑うつや不安、心理的苦痛といったネガティブな要因は心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患の発症につながる可能性が示唆されている。
     コロナウイルス感染で北海道の死者は1112人(5月31日現在)に上っているが、コロナ禍以降、笑わない(少ない)時代(?)の心血管疾患の死亡者の推移が気になる。コロナ禍この対策も必要ではないか。「笑いは百薬の長」である。

    (S.T)

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