北海道自動車情報誌「カーピアCelhome(セロム)」は寒冷地の視点で車の特徴を紹介|発行:株式会社イベント工学研究所

エグゼクティブサロン

2019年6月+7月 新緑号

ネッツトヨタ札幌 重隆社長

会社方針『新時代を迅速な対応で経営体質の強化』
ネッツトヨタ札幌
田口 重隆社長

2017(平成29)年6月にネッツトヨタ札幌の社長就任以来、今年6月で3年目に人る田口社長。今では同社の社風、企業風土をしっかり把握し、「100年に1度の大変革」と言われる自動車業界の変革を見据えて会社変革に積極的に取り組んでいる。

-今年の経営活動を反映する漢字1文字を『躍』と記しましたが、社風を象徴したネッツトヨタ札幌らしい文字ですね。
 「昨年の『守』から今年は『躍』と決めました。この意味は『勢いよく飛び上がること』を意味し、全社員の『活躍』が店舗の『躍進』に繋がり、ひいては会社の業績を『飛躍』させ『躍動感』あふれる企業に発展させたいと考えています」

-『躍』を具現化する改革は何ですか。
 「『躍』を実現しやすいように今年1月に、ブロック長・店長の大幅異動を実施しました。とかく、店舗トップの在留期間が長くなるとマンネリに落ち入りがちですので、トップの刷新で店舗の活性化を図る狙いです。また異動した店長も心機一転して『頑張ろう』の気持ちになれると思います」
 「近い将来のトヨタ全店の新車併売に向けて、保有客フォローの確認を強化していく方針です。保有客のフォロー方法について、最近は訪問活動による面談は効率が悪いものと考えているようですが、しかし今の時期こそ、アナログ的と言われる訪問による面談率を高めることが増販策として必要不可欠になります。引いては会社のCS(お客様の満足度)に繋がるものです」

-U-Car部門の改革は。
 「今年度はU-Carの受け入れ体制改革を行いたいと思います。
 仕入れた車の質的向上を図り、車の付加価値を高めていきたい。
 特に、トヨタ全店が新車併売になりますとのU-Car仕入れや商品化が経営を左右すると考えています」
 「U-Car部門では仕入強化に向け、店舗買取目標台数の明確化。
 サービス部門に於いては、本来の基本活動の誘致3項目(車検・12ヶ月定期点検・あんしん10検)の活動強化を図ります」

-前年度を振り返って。
 「『平成』最後の年度である2018年度は、創立50周年記念(4月1日)を迎えた意義ある年でした。ネッツ店の新車販売は昨年12月にプリウスのマイナーがあったものの新型車の発売がなかった状況での活動でした。個人需要が伸びたのが良かったのですが、法人客の増販という課題を残した年度でした」

-今年度の方針などについて。
 「2019年の会社方針を『新時代を迅速な対応で経営体質の強化』・自社客との”絆“強化とファンづくりでシェア9%・バリューチェーンカバー率の向上としました」
「今年度の新車は、この4月10日に発売となった新型RAV4の登場での増販に大いに期待しています。また最近5月17日に発売となった新型スープラは話題作りの目玉車種として来店客に寄与すると思います」
 「ネッツ店待望のヴィッツは『ヤリス』と言う車名に変えて年末に登場する予定ですが、HV (ハイブリッド) 4WDが新発売になりますので大きな期待を持って楽しみにしています。
 当社のヴィッツユーザーは約2万人に達していますので、しっかりコミュニケーションを深め増販につなげたいと考えています。また、『ヤリス』の前に『コンパクトSUV』が秋頃に発売の予定もありますで、今年度は『ネッツトヨタ札幌の年度』と位置付け、今、社員はその期待で燃えているところです」
 「よって、今年度の新車販売は6400台(対前年比103.5%)を目標としました。
法人台数を除く個人客の台数だけで見ますと同113.5%になります」

-今年の新入社員数は。
 「24名(営業10名、サービス9名、女性5名〈ショールームスタッフ〉)です。新入社員は今研修ですが、明るく活発でやる気に満ちていますので頼もしく思っています。
 パートも含めた全従業員の研修交流を3年前に初めて開催しモチベーションを高めています。現在、女性従業員は52人に上り、優秀な営業スタッフやフロアスタッフとして人材が育っています」
 田口社長は社員の意識改革で「もっといい会社にしよう」と企業風土改革に余念がないが、「働き方改革」も積極的に進めている。
 「改革」とは、今の状況を変える事により良くする事であるが、今年、部門別に独立していた本社の部屋(2階)をワンフロアに改装して一体化した。「業務部門と総務・経理部門の部屋をワンフロアにすることにより格段にコミュニケーションを取りやすくなりました。また他部門の仕事の様子も分かるので効率化にもなります」と田口社長。
 既成概念や過去の成功体験を引きずっていると、とかく改革が出来にくいが、田口社長はこれからも積極的に働き方などの改革にチャレンジしていく方針という。同社のこれからの一層の躍進が楽しみである。

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トヨタレンタリース新札幌 高木和良社長

まもなく創立50周年、業界の『大変革』を受け入れ楽しむ!
トヨタレンタリース新札幌
高木 和良社長

高木式ミッション経営をモチーフに着実に成長を遂げているトヨタレンタリース新札幌。高木社長に会社の近況などを聞いた。

-貴社はまもなく創立50年になります。
 「はい、設立は1972年(昭和47年)3月ですので、今年で創立47年周年になりました。3年後の50周年には全社員で国内旅行を計画(旅行先は未定)しています。一つの歴史の節目を迎え全社員は楽しみにして社内の志気は今上がっています」

-貴社は1986年6月にトヨタカローラ札幌系列に参入したわけですが、最近の成長は目覚ましいですね。
 「前年度の総売上は65億5000万円でした。内訳はレンタカー部門29億3000万円(対前年比99.0%)、リース部門24億円、その他12億円となっています。レンタカー部門は昨年9月の北海道胆振東部沖地震の影響、インバウンドなどの観光客の激減が大きく、その後3ヶ月間くらい影響しました。今年3月現在の保有台数は7791台で年々台数が増えています」

-今後、さらに売上利益を上げる要素、要因はなんですか。
 「レンタカー部門の拡大と稼働率を高めることですね。観光客とくにインバウンドの来道客数とその対応力(店舗数、人員配置など)がその命運を分けると思います。また、社内的には『人材の育成』です。
 レンタカー部門は特に『人対人』『フェイス・ツウ・フェイス』のサービス業ですので、人材の育成に大きな投資をしてサービス力(CS・お客様の満足度)を高めていく方針です」
 「ですので、2019年度基本方針を『決めた事を着実に実行!”すべては人から”人財育成こそが会社の繁栄!〈大変革〉」を受け入れ楽しむ!』としました」

-「大変革」を受け入れ楽しむ!とありますが。
 「自動車業界は今、『100年に1度の大変革』を迎えていますが、レンタリース業界も同様に大変革が訪れると思います。例えば、ライドシェアは既に始まっています。このようにこの大変革を不安視するのではなく、大変革は当社にとってチャンスだと、このチャンスを楽しんでやっていこうと言うのが基本方針です」

-サービス網の統廃合が進んでいます。
 「札幌市内2店舗(美園店、大通西11丁目店)を生産性の観点から廃止しました。新設では、5月24日に開業した京王プレリアホテル札幌(北区北8西4) の地下1階に拠点を設置します(5月30日オープン)」

-新入社員の人数は。
 「今年の新入社員は女性を8名含め16名(レンタカー12名、営業4名)が入社しました。人材の育成は会社の使命ですので、当社の入社を選択して頂いた貴重な人材です。しっかり教育をし実践につなげていきたいと思います」
 「明るく元気に笑顔で楽しくポジティブにやってやれない事はない。やらずに出来る訳がない」。このフレーズは高木社長が永年の仕事経験(トヨタカローラ札幌、トヨタレンタリース新札幌)から確信した経営ポリシーであり、会社の信念ともなっている。
 また、経営再建人としての役割を期待されている高木社長は一昨年6月に赤字が続いていた輸入社販売の「(株)ICS」社長に就き、前年度で見事黒字化を果たしている。レンタリース会社と輸入社販売店という異質の掛け持ち経営を行う高木社長の手腕にトヨタカローラ札幌グループの期待 は高い。

2019年5月度JAF全道在籍会員数(5月31日現在の速報値)

JAF在籍会員数 状況
2018年3月末 2019年5月31日現在 2018年度期首増減数
札幌支部 464,507 470,536 6,029
函館支部 44,834 46,158 1,324
旭川支部 94,306 97,414 3,108
釧路支部 35,573 36,688 1,115
帯広支部 45,024 46,608 1,584
北見支部 40,832 41,915 1,084
北海道本部合計 725,076 739,319 14,243

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