北海道自動車情報誌「カーピアCelhome(セロム)」は寒冷地の視点で車の特徴を紹介|発行:株式会社イベント工学研究所

北の大地・風を読む

本誌編集長 佐藤 公(さとうたかし)

2021年6月+7月 新緑号

自立した親の「子供教育」のあり方は、
魅力ある上司の「社員教育」にも通じる

−「男を磨けば子供も家族も幸せになる!」(青木匡光氏)−

 ■ニューノーマル(新常態)とはコロナ禍の変化(生活様式や働き方)対応が求められる時代のことであるが、今企業の社員教育(人材育成)のあり方、方針が問われている。
 どのような状況や、環境の変化におかれたとしても、社員の人格形成やEQ(感情指数)をいかに高め、成長させるかの教育が重要なのである。あえて、”企業格差とは、社員教育における社員の質(社風を創る)にあり”といおう。

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 ビジネスではコロナ後でも、多様な働き方としてテレワーク(リモートワーク)や在宅勤務が推奨されるだろう。一方、家庭内では子供(学生)の授業も一部リモートとなり、家庭内(親)での子供の教育のあり方、子育ての生活技術が家庭格差の一面となるのである。

 本稿では、企業の社員教育の考え方にも通じる、子供の教育について、専門家のユニークな子育て論、教育論を紹介し、2回に分けてフォーカスしてみたい。つまり、子供の教育のあリ方が、企業の社員教育の考え方、実践にも通じると考えたからである。
 まず第1回は、このほど「男を磨けば子供も家族も幸せになる!(22世紀アート、kindle版)を出版したビジネス評論家、青木匡光氏の理論と実践を紹介したい。

 「『子は親の背中を見て育つ』と言うように、子どもは親の『素行』を見て育つ(上司と部下との関係も同じ)。父親として子育てをするには、まず父親自身が自立して、人から尊敬されるぐらいに『自分育て』をする必要がある。『しつけ』は子供の年齢に応じてわかりやすく単純明快な『原則(プリンシプル)』で行うと良い。
 子育ての失敗の多くは、親が子供をいじりすぎることにある。もちろん『放任』はよくないが、『過干渉』『過保護』は子供を大いに損なう。また子育てを学校任せにせず家庭において『人間形成』につながる教育が大切だ。教育は、単に知識を詰め込むことではなく、学んだ知識を世の幸せのために『生きた知恵』として生かせる人間を育てることである」(企業の社会貢献と同様)と述べる。
 さらに「ふるまい(教育しぐさ)について伝え方、接し方、叱り方、ほめ方を挙げ、子どもを励ます3つのポイントは『脅しにならないように』『自信を失わせないように』『的外れにならないように』」という。子供の素質、適性を考えることが重要である(職場で部下を励ますポイントと同じ)。
 「これからの子育ての最大の眼目は、時代環境の変化にうまく適応し、自分の足で歩んでいける『自立心』と『コミュニケーション能力』を子供に身につけさせることだ。そのためには、子供のEQを育んでいくことが一番だ」と説く。

 青木氏が特に強調していることは「EQ」に関する理論だ。
 「EQとは人を引きつける『魅力』であり『香り』である。EQを子育てに生かすことが肝要」という。さらに「EQが高い人は自立して生きていくことができる。仕事においても人間関係においても『自分が主役』となって、周囲を動かしていくことができる。これからの家庭教育では、とリわけ『自立』ということが重要になる」
 ちなみに青木氏の子息、元さんの教育について「ひとり息子なので過保護にならず自立心を育むことに心を砕き、いろいろと仕掛けをしました。本人は中学時代よリ好きな『気象』ひとすじに頑張っています」と青木流EQ子育て論の一端を紹介する。
(注:元さんは今年4月から札幌管区気象台長に赴任、管轄の北海道内の気象台を総括して活躍中、いずれ本誌にも登場を期待している)
 総括:魅力ある父親(上司)として、自身を持って「幸せな社会事業」である子育てをする(社員教育)キーワードは、「EQ」「(EQを育むための)仕掛け」「ふるまいしぐさ」「自立」である。
 IQ(知能指数)が高くてもEQが高くないと、人生やビジネスで成功できない。EQ能力に磨きをかけよう!

本誌編集長 佐藤 公(さとうたかし)

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